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効果で選ぶなら医療脱毛
エステ脱毛との違いを解説

医療脱毛とエステ脱毛は、その効果や仕組みが根本的に異なります。

エステ脱毛(光脱毛)は、出力の弱い機器による「一時的な抑毛・減毛」を目的としたものです。

一方、医療脱毛は医師の管理下で行われる医療行為であり、高出力レーザーで毛根組織を破壊することで「永久脱毛」を可能にします。医療脱毛は効果が高いため、エステ脱毛に比べて少ない回数・短期間で完了するのが大きなメリットです。また、万が一の肌トラブルの際も、医師がその場で迅速に適切な処置を行えるため、安全性を重視する方にも選ばれています。

医療脱毛とエステの比較

スクロールできます

比較項目 医療レーザー脱毛 エステ・サロン脱毛
効果 永久脱毛(毛根を破壊) 抑毛・減毛(一時的なダメージ)
使用機器 高出力の医療用レーザー 低出力の光(IPL・SHR等)
施術回数 約5〜10回(短期間で完了) 約15〜20回以上(通い続ける必要あり)
完了までの期間 約1年〜1年半 約2年〜3年以上
施術者 医師・看護師(医療資格者) エステティシャン(資格不要)
肌トラブル対応 医師が即座に診察・処方 提携病院への紹介(後日対応)
  • 「早く終わらせたい」「確実に毛をなくしたい」とお考えの方は、医療脱毛が適しています。
  • 医療脱毛は1回あたりの費用はエステより高く感じられるかもしれませんが、総額や通院の手間を考えると、最終的なコスパは医療脱毛の方が優れているケースがほとんどです。

医療脱毛

医療レーザー脱毛は、医師の管理下でのみ実施可能な専門的な治療です。

レーザー光は、皮膚の表面を通り抜け、毛に含まれるメラニン色素(黒色)にのみ反応して熱を発生させる性質を持っています。この熱エネルギーが毛幹から毛根へと伝わり、発毛組織に直接ダメージを与えることで「永久脱毛」を可能にします。

肌への影響を最小限に抑えつつ、毛をつくる組織だけを効率的に破壊できるため、安全かつ確実な減毛が期待できます。

ただし、レーザーは黒い色に反応するため、極端に細い産毛や色が薄い毛には反応しにくい場合がある点は留意が必要です。

医療レーザー脱毛の特性

レーザーが皮膚に当たると、光は以下の4つの挙動を示します。

  1. 吸収:特定の組織に光が取り込まれる(これが脱毛効果を生みます)
  2. 反射:皮膚の表面ではね返る
  3. 拡散:皮膚の内部で散らばる
  4. 透過:組織を通り抜ける

このうち「反射・拡散・透過」した光は皮膚にほとんど影響を与えませんが、特定の標的(メラニンなど)に「吸収」されたときだけ、治療に必要なエネルギーへと変換されます。

標的となるメラニンやヘモグロビンにレーザーが吸収されると、主に以下の3つの作用が引き起こされ、医療効果を発揮します。

  1. 光温熱作用(熱エネルギー):光が熱に変わり、毛をつくる組織(毛母細胞など)を熱凝固させます。医療脱毛におけるメインの作用です。
  2. 光化学作用(化学変化):光のエネルギーによって組織に酸化や変性を起こします。
  3. 光音響作用(物理的衝撃):急激な温度上昇により微細な衝撃波が発生し、組織を物理的に破壊します。

これらの物理的特性を活かすことで、周囲の肌を傷つけずに「毛根だけ」を狙い撃ちすることが可能です。

毛の構造と脱毛の原理

毛幹 一般的にいう毛の部分
毛根 毛幹の延長で皮膚に入り込んでいる部分
毛球 毛根の最下部にある膨らんだ部分
毛母細胞 毛乳頭の直上に位置する部分で、毛乳頭から栄養供給を受けた毛母細胞が増殖を開始することで、毛の発育がスタートする
毛乳頭 毛球部にみられる隆起部。毛細血管や神経が集まり、発毛に欠かせない栄養や酸素を取り込む役割を担う部位。
バルジ 立毛筋が結合しているところにある部分

レーザー脱毛では、毛を作る司令塔である「毛乳頭」と、毛の種を作る「バルジ領域」の両方をターゲットにして効率よく照射を行います。

かつては毛の根元にある毛乳頭さえ破壊すればよいと考えられていましたが、現在は皮膚の浅い層にあるバルジ領域も発毛に重要な役割を果たしていることがわかっています。そのため、レーザーの熱をこの両方にしっかり届けることで、より確実な脱毛効果を目指します。

また、照射の際には強力な冷却システムで表皮を保護します。皮膚表面の熱を素早く逃がすことで、肌へのダメージや痛みを最小限に抑えながら、安全に施術を進めていきます。

Check Point

当院では医療レーザー脱毛を行っています

当院では、厚生労働省認可の「ジェントルマックスプロプラス」を導入し、医師の管理下で安全かつ効果の高い医療レーザー脱毛を提供しています。

少ない回数で理想の素肌を目指したい方は、ぜひ以下のページをご覧ください。

エステ脱毛

エステ脱毛は、エステサロンなどで広く提供されている、光(フラッシュ)を用いた脱毛方法です。

毛の黒い色素(メラニン)に反応する光を照射し、毛根にダメージを与えることで、毛の成長をゆるやかに抑制します。照射を受けた毛は、1週間から3週間ほどかけて自然に抜け落ちていきます。

最も効果を発揮するのは、毛球に色素や水分が豊富な「成長期」の毛です。この時期に合わせて光を当てることで、発生した熱が毛乳頭に伝わり、タンパク質組織を凝固させます。これにより毛乳頭が栄養を取り込みにくくなるため、毛の再生が抑えられ、徐々に毛が減っていく「減毛・抑毛」の効果が得られます。

エステで扱われているTHR(サーモヒートリムーバー)方式

脱毛に特化した波長域と、肌深部まで浸透しやすい光を採用することで、従来の脱毛ではアプローチが難しかった毛質や肌質にも幅広く対応可能です。

赤外線領域を豊富に含む波長を使用しているため、光が広範囲かつ深くまで到達し、成長期の毛に対してより確実なアプローチが叶います。光が肌表面ではなく内部にしっかり浸透する性質があるため、熱さを感じやすい色黒の方でも、肌への刺激を抑えたお手入れが可能です(※日焼け直後の肌は除きます)。

この高い浸透力により、皮膚の薄いお子さま、根深くしぶとい男性のヒゲ、回数が必要だった女性の産毛にも確かな効果を発揮します。

さらに、照射時の「サーモヒート効果」によって肌を整え、脱毛しながら潤いのある美肌へと導きます。

脱毛と深く関わる毛周期

私たちの毛は常に伸び続けているわけではなく、一定期間成長したあとに活動を停止し、古くなると自然に抜け落ちるというサイクルを繰り返しています。

毛の1本1本が「成長初期」「成長期」「退行期」「休止期」という4つの異なるステージを個別に回っており、この生まれ変わりのリズムを「毛周期(もうしゅうき)」と呼びます。

また、意外かもしれませんが、すべての毛穴から常に毛が生えているわけではありません。実際に肌の表面に見えている毛は全体のわずか数パーセントであり、部位別では「ワキで約30%」「腕で約15%」「足(下肢)で約20%」程度といわれています。残りの大部分の毛は、皮膚の下で「休止期」として眠っている状態なのです。

エステ脱毛の特性

光脱毛で確かな効果を得るためには、毛のサイクルの中でも「成長期」の状態にある毛に照射することが不可欠です。

成長期の毛はメラニン色素が濃く、水分も豊富に蓄えています。また、毛根の奥にある「毛乳頭」と毛がしっかりと繋がっているのが特徴です。そのため、照射された光のエネルギーが毛を導火線のように伝わり、ダイレクトに毛乳頭まで届きます。毛の組織はタンパク質で構成されているため、光が放つ「熱」によって凝固します。これにより毛乳頭は栄養を吸収できなくなり、毛の成長が抑制され、段階的に減毛が進んでいくのです。